お知らせ

予防歯科について

先日卒業生以外も参加可能とのことでしたので関西大学創立25周年記念シンポジウムに行ってまいりました。

 

予防歯科の一人者、熊谷崇先生がご講演なさっており、非常に感銘を受けた一日となりました。私の勤務先の医院では既に熊谷先生の提唱する予防プログラムのメディカルトリートメントモデルを導入しており、
どういうものか理解しておりますが、保険治療中心の日本ではなかなか患者さんへの理解、浸透は難しく感じております。

 

しかしながら、平成元年より厚労省と日本歯科医師会が推進してきた8020運動(80歳で20本歯を残す)では例え目標の20本残ったとしても入れ歯が避けられません。
それは歯は親知らずを除いて全部で28本あり、20本が残ったとして8本失っているからです。
入れ歯はどうしても天然の歯と同じようには噛めないですし、自分のきれいな歯を残すことは健康にも繋がります。

 

一生ご自身の歯で何でもおいしく噛めること、それを達成するためには、正しいホームケアと歯科医院でのメンテナンスが不可欠だと改めて感じました。